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清宮、ゴジラに並び脱出打!プロ1号から22打席ぶり快音

パ・リーグ   日本ハム2―0西武 ( 2018年5月15日    東京D )

7回1死、清宮は右線二塁打を放つ
Photo By スポニチ

 日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)がトンネルを抜けた。15日の西武戦に「7番・左翼」で先発出場し、2打席凡退後の7回に二塁打。9日のオリックス戦でプロ1号本塁打を放って以来、22打席ぶりの快音だった。高卒の大物新人では93年の巨人・松井秀喜が1号アーチの後に21打席無安打を経験。同じ道から、大打者への階段を上がる。

 畳み掛ける最高のタイミングで待望の安打が出た。0―0の緊迫の展開で7回先頭のレアードが先制ソロ。1死後に清宮が続いた。カスティーヨの高めの直球をバットの先ながら右翼線へ運ぶ。勇んで二塁へ激走した。1号弾から22打席ぶりに「H」ランプがついた。

 「本当にうれしかった。安打で流れをつなぐことができてよかった」。笑顔の理由は、打てたこと…ではない。代走を送られた後に鶴岡の適時二塁打が飛び出し、苦戦していた相手右腕から貴重な2点目を奪った。自分が貢献した勝利の味が心地よかった。

 初めての東京ドームでの公式戦。東京北砂リトルのエースだった12年、この球場で行われた6月27日の日本ハム―楽天戦で始球式を務めた。栗山監督から「プロ野球で待っています」と書いたサインボールをもらい、ツーショット写真とともに自宅の机の上に飾ってきた。8月のリトルリーグ世界選手権で優勝した後、同年10月27日の巨人―日本ハムの日本シリーズ第1戦でも始球式のマウンドに立ち「こんな素晴らしい所で将来は野球をやってみたい」と誓った。

 4歳の時にはヤンキース・松井の本塁打を目撃。数多く観戦に訪れ「(プロ野球選手は)格好いいと思った。自分もそういう存在になりたいと思っていた」とプロ野球を目指す“原点”となった球場だった。6年ぶりに戻ってきて、松井と同じ21打席で初アーチ後の無安打行進を止めた。

 試合前、西武の主砲・山川からねだられてバットを交換した。本塁打リーグトップを行く8歳上の大砲がフリー打撃を観察。「ボールの捉え方が抜群にうまい。打球がえぐい。モノが違うというのはこういうことだと思った。やっぱりホームラン打者だなと思いました」とうなっていた。

 次の本塁打へ高まるムード。近藤が故障から復帰し、栗山監督の「結果が出るように考えている」との配慮もあって下がった7番で、確かな復調気配を見せた。ここから上昇気流に乗っていく。 (東尾 洋樹)

 《93年の松井秀喜》 星稜(石川)からドラフト1位で巨人入り。デビュー戦となった5月1日ヤクルト戦で初安打初打点をマークすると、翌2日には高津(ヤ)からプロ初本塁打。だが、直後から21打席連続無安打の大スランプ。7番・左翼に入った6月15日の広島戦でプロ3安打目となる単打を放つも好調には程遠く、7月9日には2軍に降格した。8月17日に再昇格すると31日の横浜戦では2、3号を放つ大暴れした。9、10月にも4本塁打ずつと大器の片りんを見せ打率.223、11本塁打で1年目を終えた。

[ 2018年5月16日 05:30 ]

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