【牧田和久 Enjoy MLB Life】3A「エルパソ・チワワズ」オンリーワンのチーム運営

[ 2018年5月16日 10:35 ]

本拠に飾られる球団名にもなっているチワワの像
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 パドレス・牧田和久投手(33)がメジャー1年目の戦いを自ら語る連載「Enjoy MLB Life」第3回は、再調整のため、5日間合流した傘下の3Aエルパソについて。本拠地はメキシコとの国境に面しており、「チワワズ」の愛称からも想像できるように個性的なチームとして有名だ。

 8日から5日間、3Aのエルパソ・チワワズに合流しました。チーム名があの可愛らしいチワワだなんて、少しおかしな感じもしますよね?もちろん、きちんとした理由があります。

 ――エルパソと国境を面するのがメキシコのチワワ州。チワワ犬の原産地で知られており、有史以前から同地域で身近に愛されてきた。

 面白いのは、チワワにあやかり、売店の食器はペットフードの餌入れをイメージしたもの。ブルペンが客席に近いので、見て驚きました。そしてユニホームはなんと7種類も。どれも個性豊かで、昨季はチワワの顔をアップにしたユニホームが話題を呼んだそうですが、今季は採用してないとか。ユニホームの選択権は先発投手にあります。

 チワワズは14年にアリゾナ州トゥーソンから移転してきましたが、15年から地区3連覇中。16年の優勝写真では西武で同僚だったガルセスを見つけました。キャンプに招待選手で参加していた選手がほとんどで、やりやすい環境でした。投手コーチは大塚晶文さんで、貴重なアドバイスを頂きました。

 ――3Aでは2試合計3イニングを無安打無失点。ブルペンで左打席に人形を置き、投げ込むなど酷暑の中で汗を流し、13日にメジャーに復帰した。

 対左打者が自分の課題であることは分かっています。今は与えられた場所でしっかり結果を出していくことだけを考えています。

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