大谷、吠えた!ピンチで三振奪う 初の100球超え 好投も4勝目ならず

[ 2018年5月14日 07:25 ]

ア・リーグ   エンゼルス―ツインズ ( 2018年5月13日    アナハイム )

<エンゼルス・ツインズ>力投するエンゼルス先発の大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が13日(日本時間14日)、本拠地アナハイムで行われたツインズ戦に先発し、白星の権利を持って降板したが、その後同点に追いつかれて今季4勝目はならなかった。この日は6回1/3で103球を投げ、3安打1失点で11三振を奪った。

 今季ここまで5試合に登板して3勝1敗の大谷はこの日、母の日とあってピンクの帽子をかぶっての登板となった。初対戦となるツインズ打線を相手に初回は先頭打者に三塁強襲安打されたが、後続を断って無失点での滑り出し。2回は空振り三振、内野安打された後、連続三振を奪った。

 3回はスプリット、スライダーの制球が良く3人を三振斬り、前の回から5者連続三振となった。4回は右飛の後、直球が159キロをマークするなどして連続三振を奪った。5回は先頭打者に右前打されたが、この後左飛、二ゴロ、空振り三振に切って取り無失点を継続した。

 5回に1点の援護をもらった大谷は6回、この日初の四球と暴投で無死二塁となったが、ケプラーを右飛、エスコバルを二ゴロに打ち取ると、最後はロサリオを空振り三振。インコース低めへの会心のスプリットにロサリオのバットが空を切ると、大谷は思わず気合の雄叫びをあげた。

 7回は1死からモリソンに四球。投球数がメジャー移籍後初めて100球を超えたところで交代が告げられた。しかし、後を受けた二番手ベドロジャンが連打を浴びて、モリソンが生還。同点に追いつかれて、大谷の今季4勝目の権利が消えた。

 打線は2、3、4回に得点圏に走者を置きながら還せなかったが5回1死一、三塁からアップトンの併殺崩れの間に1点を先制した。

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