4番大谷 鮮やか外角攻略「それなりの仕事はできた」

[ 2018年5月13日 05:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス4―5ツインズ ( 2018年5月11日    アナハイム )

<エンゼルス・ツインズ>5回、大谷は外角球をうまくさばき左前に安打を放つ
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 エンゼルスの大谷翔平投手(23)は11日(日本時間12日)、ツインズ戦に「4番・DH」で出場し、4打数1安打。試合は逆転負けを喫した。

 4番はきっちりやり返した。相手先発は昨季までカージナルスで5年連続2桁勝利の右腕リン。2打席凡退で迎えた5回2死一、二塁の第3打席だった。大谷は外角低めの91マイル(約146キロ)のツーシームを鮮やかな流し打ちで左前に運んだ。

 「しっかりつなぐことはできたので、それなりの仕事はできたかなと思う」。プホルスの休養で4月22日ジャイアンツ戦以来2度目の大役。初回の第1打席では低めのツーシームにバットを折られ、一ゴロ。左前打は同じバットの先だったが、逆らわずに打ち返したことで衝撃を最小限に抑えた。

 4月27日のヤンキース戦でセベリーノの内角速球を右翼席に運んだ。それ以来、対戦投手は長打を警戒し、外角中心に攻める傾向が強い。リンは3打席の対戦で1球も内角に投げてこなかった。

 試合前にア・リーグの4月(3月含む)の月間最優秀新人の表彰を受けた二刀流は「もっともっとたくさん頂けるように」とさらなる活躍を誓った。

 《5番から“昇格”》大谷は8番で開幕。3試合連続本塁打など「恐怖の8番」として存在感を発揮した。先発7試合目で7番に次の出場試合で6番へと昇格。4月22日のジャイアンツ戦で初めて4番に座った。その後は前日まで先発6試合連続で5番だった。

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