“カット職人”中島卓が1号逆転満塁弾!プロ10年目で通算2本目「僕が一番びっくり」

[ 2018年5月12日 14:42 ]

パ・リーグ   日本ハム―ソフトバンク ( 2018年5月12日    ヤフオクD )

<ソ・日8>2回1死満塁、右越えに満塁本塁打を放つ中島卓(投手・バンデンハーク)
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 日本ハムの中島卓也内野手(27)が12日のソフトバンク戦に「9番・遊撃」で先発出場。プロ初アーチ最遅記録を保持する男が2回にあっと驚く第1号逆転満塁本塁打を放った。

 1―2と1点ビハインドの2回1死満塁の好機で第1打席を迎えた中島。ソフトバンク先発のバンデンハークが1ボールから投じた高めのスライダーをとらえ、右翼ポール際へ逆転弾を運んだ。

 中島は昨季、プロ9年目2287打席目でプロ入り初となる本塁打を放っており、これは史上初となる2000打席以上の初本塁打だった。2年連続の本塁打で通算2本目となったが、ともにヤフオクDでの一発。追い込まれてから驚異的な粘りを見せる“カット職人”が豪快なグランドスラムを放った。

 打った中島本人も「皆んなびっくりしてますけど、僕が一番びっくりしてますね。どうやって打ったか覚えてませんね」と驚きの一発。「とにかく前に飛ばせばゲッツーもないので、真っすぐのタイミングに合わせて振りにいきました。体がうまく反応してくれました」と振り返った。

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