東京ガス 23年ぶり6度目V 滝 7回1失点MVP

[ 2018年5月12日 05:30 ]

スポニチ後援白龍旗争奪野球最終日 決勝   東京ガス7―3リコー・厚木事業所 ( 2018年5月11日    東京D )

優勝し和田監督を胴上げする東京ガスナイン
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 決勝が行われ、東京ガス(ガス)がリコー・厚木事業所(光学)を7―3で下して23年ぶり6度目の優勝を飾った。優勝チームには白龍旗などが贈られ、最高殊勲選手賞には東京ガス・滝陽介投手(34)が選ばれた。

 東京ガスの先発・滝が7回4安打1失点の快投でチームを頂点に導いた。初戦から先発、救援と4戦全てに登板し、勝利に導く投球でMVPを受賞。「自分だけの賞ではない。野手がいてこそ」と謙虚に話したが「リズムよく投げてチームに勢いをつけることができたのはよかった」と振り返った。

 打線は準決勝に続き10安打を放ち、中軸で7打点を挙げた。1―0の3回、3番・上西の右越え2ランで流れを引き寄せると、5回にも2打席連発となる2ランを右翼席に運んだ。コーチから監督となって初優勝となった和田直己監督は「強かった。点が欲しいところで打ってくれて、それぞれが役割をしっかり果たしてくれた」と選手を称えた。(武本 万里絵)

 <リコー・厚木事業所>6年ぶりの優勝を逃した。相手チームと同じ10安打を放つも得点につなげられず、清水満監督は「自分たちは(無死や1死など)若いアウトカウントから打てなかった」と敗因を口にした。それでも6回以降は3点を返し意地を見せた。1点を着実に取る野球が理想と話す指揮官は「終盤はうちらしい野球ができた。この経験を生かしたい」と話した。

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2018年5月12日のニュース