大谷 憧れイチローの前で3勝目 好投7回途中2失点、最速160キロマーク

[ 2018年5月7日 08:20 ]

ア・リーグ   エンゼルス8―2マリナーズ ( 2018年5月6日    シアトル )

<マリナーズ・エンゼルス>力投する大谷
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 エンゼルス・大谷翔平投手(23)は6日(日本時間7日)、敵地でのマリナーズ戦に先発し、6回0/3を6安打(1被本塁打)2失点(2自責)、6奪三振2四球1死球で今季3勝目を挙げた。大谷の白星は4月8日(同9日)のアスレチックス戦以来。チームは8―2で勝った。

 ベストメンバーを組んだマ軍打線に対し、立ち上がりから安定していた。初回はゴードンをニゴロ、セグラを空振り三振、カノを右飛と3者凡退に仕留めた。

 2回はクルーズを空振り三振。シーガーに中前打されたが、ハニガーを空振り三振。ヒーリーを四球で歩かせ2死一、二塁とするも、ズニーノを遊ゴロに打ち取った。

 3回はギャメルを空振り三振、ゴードンを右飛、セグラをニゴロと再び3者凡退に料理。

 4回はカノを右飛、クルーズを一邪飛。シーガーに2打席連続安打となる左前打を許したが、ハニガーを空振り三振に斬った。

 5回はヒーリーを右飛、ズニーノを空振り三振。ギャメルに投手強襲内野安打され、続くゴードンには中前打された。ここで一塁走者ギャメルが一気に三塁を狙い、中堅トラウトからはノーバウンドの好返球。一度はセーフと判定されたが、スライディングの最中にギャメルの体がベースから浮いており、エ軍側からのチャレンジの結果、アウトに覆った。

 6回はセグラを中飛、カノを左飛。クルーズには抜けたカーブで臀部(でんぶ)への死球を当てたが、シーガーをニゴロに抑えた。

 7回はハニガーに中前打され、続くヒーリーに抜けたスライダーを拾われて左越えの2ランを浴びた。次打者ズニーノにはストレートの四球を与え、ここで降板が告げられた。

 最速は4回の打席でシーガーに投じた99・5マイル(約160キロ)だった。

 大谷は4月27日のヤンキース戦で左足首を捻挫。5月1日のオリオールズ戦先発を回避した。これが4月24日のアストロズ戦以来、12日ぶりの登板だった。

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