大谷 逆転の使者になる 名物マスコット翔平バージョン発売へ

[ 2018年5月7日 06:30 ]

現在販売されているプホルスとトラウトのラリー・モンキー
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 エンゼルスが名物マスコット「ラリー・モンキー」の大谷翔平投手(23)バージョンを近日中に発売することが5日(日本時間6日)、分かった。大谷グッズの売り上げはすでにチームトップクラス。一部主力選手しか発売されていない背番号入りユニホームを着用した同マスコットの定番ぬいぐるみに、二刀流の名前が加わる。

 大谷が猿になる!?エンゼルスタジアム内の公式グッズストアに所狭しと陳列されている「ラリー・モンキー」グッズ。同球場の商品企画責任者のトニー・スティーブンソン氏(28)が「大谷選手バージョンのラリー・モンキーグッズも入荷する予定です」と明かした。

 うれしい悲鳴だ。逆転劇の象徴としてエ軍ファンに親しまれている「ラリー・モンキー」。スタンドでファンが掲げたり、長い手足を首に巻いたりする定番のぬいぐるみはこれまでトラウト、プホルスら一部主力バージョンしか販売されていなかった。同氏は「大谷選手の商品は熱狂的なエ軍ファンはもちろん、ファンではない人や日本からの観光客がたくさん買っていく」と説明。特に開幕後の大活躍で売れ行きはさらに増し、売り上げはチームトップクラス。多くの日本人に合うS、Mサイズのレプリカユニホームは在庫切れの状態が続いている。

 公式グッズストアでは1週間ごとに新商品が入荷し、大谷の名前にちなんだ「SHO―TIME」Tシャツやミニフィギュアなど大谷グッズは続々と増えている。同氏は「今後は二刀流だということが分かるグッズを作りたい。例えば彼は“お辞儀パフォーマンス”をよくするけど、彼のキャラクターをもっと取り入れたグッズも作りたい」と意欲的に話した。

 ▼ラリー・モンキー 6回以降でエ軍が負けているか、同点時に「ラリータイム」と称して大型ビジョンに猿が跳ね回る姿が映し出される。00年頃から不思議とチームが逆転勝利を収めるようになったことから「ラリー・モンキー」と名づけられ、現在では球場の名物として定着している。「スター・ウォーズ」や「美女と野獣」などヒット映画をパロディーにしたラリー・モンキーの登場シーンを流すなど、球場を盛り上げている。

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