金本監督「腹立った」中継ぎ乱調 8回石崎、9回ドリスで計4失点

[ 2018年5月7日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神7―5中日 ( 2018年5月6日    甲子園 )

<神・中>試合後、渋い表情でナインとタッチを交わす金本監督
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 阪神・金本監督は、腹を立てていた。6日の中日戦の8、9回に投入した石崎、ドリスが計4失点。7回終了時に7―1とリードしていた楽勝ムードに水を差された試合後の会見では、開口一番、怒りをあらわにした。

 「いや〜腹が立っていましたね、いろいろと。いろいろ言えばキリがないですけど、ちょっとピリッとしないというか。勝ったことは喜ばないといけないんですけど、もう少しピリッとしたのがほしかったですね」

 8回は石崎が精彩を欠いた。1死一、二塁から代打・高橋に3ランを被弾し、3点差まで詰め寄られた。「ピリッとしないね。平田に追い込んだ後、抜け球を。結果、内野安打で当たりは悪かったけどね。そういうところですよ。追い込んでいるんだから、キチッとボール要求はボールを投げないと。それで四球を出してドカンですから」。石崎の詰めの甘さに苦言を呈した。さらに9回に投入したドリスも先頭アルモンテにソロを浴び、1死満塁のピンチを招くなど締まらず。最終的に薄氷を踏むようにしてつかんだ勝利に、喜びも半減した。

 一方でケースに応じた攻撃を展開し、適時打なしで5得点を挙げた打線については「ソツなく点は取れていましたね」と満足げに振り返った。だから余計に、もっと気持ちよく勝ちたかった。

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2018年5月7日のニュース