大谷 テーピングして出場も復帰即二塁打「いい対応ができていたかな」

[ 2018年5月2日 16:51 ]

ア・リーグ   エンゼルス3―2オリオールズ ( 2018年5月1日    アナハイム )

<エンゼルス・オリオールズ>2回1死、一塁ベースへ疾走する大谷
Photo By スポニチ

 エンゼルスの大谷翔平選手(23)が1日(日本時間2日)、アナハイムでのオリオールズ戦に「5番・指名打者」で先発出場。4月27日のヤンキース戦で走塁中に左足首を捻挫して以来、3試合ぶりの出場となったが、4回の第2打席で左翼線へ二塁打を放ち、4打数1安打だった。チームは3―2でサヨナラ勝利し、連敗を4で止めた。

 4回1死走者無しの第2打席で初は、一、二塁間に内野手を3人配置する“大谷シフト”の逆を突く技ありの一打を放ち、スライディングせずに余裕を持って、二塁へ到達した。これで打者出場4試合連続の安打となった。

 「いい感じでというか、それなりにしっかりと走れてもいる。足の状態も含めて、1打席1打席いい対応ができていたかなと思います。テーピングは一応しているので。そういう意味では普段とは違いますけど、そこまでかばってという感じではないと思います」と大谷。

 走塁中に左足首を捻挫した4月27日以来、3試合ぶりの復帰も、第1打席で遊ゴロに倒れた際に一塁を全力で駆け抜けるなど、負傷明けと感じさせないプレーを見せた。

 投打に活躍を見せる大谷だったが、この1カ月を振り返るとどんなものだったか?という問いには「結果どうのこうのは別にして。凄く勉強になっていますし、今まで野球をやってきた中で、凄く新鮮な部分がたくさんある。1日1日大事にしたいな、と。そういう気持ちです」という大谷。「どう始まるかよりは、どう終わるかが凄く大事だと思う。シーズン終わった時に、いい1年だったなと思えるように。1日1日頑張りたいと思います」と語った。

 大谷は30日に予定されていたブルペン投球などは行わなかったが、マイク・ソーシア監督は「2日までの状態で見極めたい」と4日からの敵地でのマリナーズ3連戦での先発登板を示唆している。

続きを表示

この記事のフォト

2018年5月2日のニュース