大谷、捻挫から復帰即二塁打!“大谷シフト”に対応…逆を突き左翼線突破の技あり打

[ 2018年5月2日 12:10 ]

ア・リーグ   エンゼルス3―2オリオールズ ( 2018年5月1日    アナハイム )

<エンゼルス・オリオールズ>2回1死、一塁ベースへ疾走する大谷
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 エンゼルスの大谷翔平選手(23)が1日(日本時間2日)、アナハイムでのオリオールズ戦に「5番・指名打者」で先発出場。4月27日のヤンキース戦で走塁中に左足首を捻挫して以来、3試合ぶりの出場となったが、4回の第2打席で左翼線へ二塁打を放ち、4打数1安打だった。チームは3―2でサヨナラ勝利し、連敗を4で止めた。

 オリオールズの先発は、昨季レイズで12勝を挙げた右腕アレックス・コブ。12年から3年連続で2桁勝利を達成するなど、メジャーでもトップレベルの右腕との対戦となった2回の第1打席。2ボール2ストライクからの5球目を引っ掛けた。大谷シフトで一二塁間にポジショニングしていた遊撃手がゴロをさばき、記録は遊ゴロとなった。

 同じくコブと対戦した4回1死走者無しの第2打席では、初球を捉え、左翼線へ二塁打。今度は、一二塁間に内野手を3人配置する“大谷シフト”の逆を突く一打を放ち、スライディングせずに余裕を持って、二塁へ到達した。これで打者出場4試合連続の安打となった。

 第3打席は一塁ゴロ、第4打席は左腕ブライアーと対戦し、右飛に倒れ、結局4打数1安打。チームは6回にシモンズが二塁打を放ち、敵失の間に一気に生還し先制。続くバルブエナも4号ソロを放ち、加点した。9回にペドロジャンが2点を失い、試合は振り出しに戻った。

 直後の9回、マルドナドがこの日3本目の安打で出塁すると、キンズラーも続いて、トラウトは四球を選んで1死満塁。3番・アップトンが勝負を決める安打を左翼線へ放った。

 大谷は走塁中に左足首を捻挫した4月27日以来、3試合ぶりの復帰も、第1打席で遊ゴロに倒れた際に一塁を全力で駆け抜けるなど、負傷明けと感じさせないプレーを見せた。30日に予定されていたブルペン投球などは行わなかったが、マイク・ソーシア監督は「2日までの状態で見極めたい」と4日からの敵地でのマリナーズ3連戦での先発登板を示唆している。

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