由伸監督も阿部初安打にニッコリ「1本出たので本人もホッとしてるかな」

[ 2018年4月29日 18:52 ]

セ・リーグ   巨人11―8ヤクルト ( 2018年4月29日    東京D )

<巨・ヤ>試合後にスタンドのファンに帽子を振る高橋監督(右)
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 巨人が両軍合わせて5本塁打が乱れ飛んだ1戦を11―8で制し、2016年8月以来2年ぶりとなる7連勝を飾った。

 試合後、高橋監督は「いろいろあって、ちょっと思い出し切れるかどうか分からない」とまずは苦笑い。先発マウンドに送った左腕・田口が初回、バレンティンに左翼スタンド上の看板をも超える特大の先制3ランを浴びて始まった試合は、流れが両チームに行ったり来たりしながら、最後は7回に打者12人で6点を挙げた巨人が逆転で勝利をものにした。

 「よくひっくり返したなというのが一番だなと思いますね」と高橋監督。7回、中井の代打に出した39歳の阿部が今季初安打となる右前打を放って追いつくと、さらに代打に出した35歳の亀井が逆転打と重要な場面でベテランを起用する采配もピタリとはまった。

 阿部について「本人もね、少し”早く1本”というところでね、苦しんではいないとは思いますけどもね、そこまでもいい四球を選んだりしてたんでね、内容は良かったと思うんですけども。でも、これで1本出たので本人もホッとしてるかなと思いますね」と笑みをこぼした指揮官。チームの7連勝に「1つでも(多く連勝を伸ばしたい)とは思いますけど、とにかくまたあした勝てるように頑張りたいと思います」と次なる勝利に向けて意気込んだ。

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