完封の菅野 二塁踏ませなかったのは自身初「最高の気分」

[ 2018年4月29日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人3―0ヤクルト ( 2018年4月28日    東京D )

<巨・ヤ>完封で3勝目の菅野はグラブを叩き雄叫び上げる
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 最後の打者を打ち取り、巨人・菅野は右拳を握った。完投した前回20日の阪神戦ではガッツポーズを控えたが、無四球で、自身初の二塁すら踏ませない2安打完封劇。お立ち台でも自然と声が弾んだ。

 「最高の気分だし、何物にも代えられない。チーム一番乗りで完封できて良かった」

 7回1死、山田哲を迎え「本塁打にならない球を」とスライダーを中心に外角へ9球連続で投じた。ファウルで粘られたが、10球目に一転して内角を152キロ直球で突いて二邪飛。「2点差だったし塁に出してバレンティンは嫌。あそこを抑えられたのが要因」と集中力を切らさなかった。

 打者29人に対し、2球目までにストライクゾーンを突けなかったのは、わずか4人。6日の対戦でも早いカウントで痛打されたが、決して引くのではなく、さらに上回る制球力を発揮した。斎藤投手総合コーチも「前回はことごとく打たれていた早いカウントから良いところにいっていた」と評した。開幕から阪神、ヤクルトにKOされたが、2度目の対戦で両球団に完投勝利でリベンジしたのも意地だった。

 登板2日前の26日。選手会長の菅野、主将・坂本勇を中心に、都内の焼き肉店で決起集会を開いた。1軍選手や球団スタッフ、裏方が参加。連勝中のチームの雰囲気はより一層高まっていた。

 ゴールデンウイーク9連戦初戦に救援陣を休ませられた。チームはヤクルト戦4戦目で初勝利。大黒柱の復調とともに2年ぶりの6連勝で4月6日以来の貯金1となった。「調子はまだまだ上がる。もっと上がると信じて投げ続けたい」と話す菅野は次回、今季初の中5日で4日DeNA戦(横浜)に向かう。 (池田 翔太郎)

 《東京Dヤクルト戦7連勝中》菅野(巨)が2安打無四死球完封で今季3勝目。自身完封勝利は9度目だが、この日のように二塁を踏ませなかったのはプロ入り初めて。無四死完封は16年4月6日阪神戦、17年5月2日DeNA戦、同年9月20日阪神戦に次いで4度目だ。また、完封勝利で被安打2本は17年9月20日阪神戦と並ぶ2度目の最少タイになる。ヤクルト戦は通算13勝6敗となったが、東京ドームではこのカード10勝1敗と圧倒。16年3月25日から7連勝中だ。

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