慶大・嶋田“岩見魂”1号 主砲の背番13引き継ぎ開幕3連勝

[ 2018年4月29日 05:30 ]

東京六大学野球第3週第1日   慶大6―3法大 ( 2018年4月28日    神宮 )

<慶大・法大>5回、慶大・嶋田が右中間に適時二塁打を放つ
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 1回戦2試合が行われ、慶大は5番に座る嶋田翔内野手(2年)の本塁打などで法大に逆転勝ち。開幕からの連勝を3に伸ばした。早大は吉沢一翔内野手(2年)の2本塁打の活躍で明大を逆転し、今季初勝利を挙げた。

 背番号「13」をつけた慶大・嶋田が胸を張ってダイヤモンドを一周する。2点リードの7回1死、法大の1年生・三浦が投じた初球の直球を捉え、左翼席に1号。3点差をひっくり返した5回にも5点目の適時二塁打を右中間に運び、チームの3連勝に貢献した。

 今季から一塁のレギュラーになった。背番号を決める際「13番をください」とマネジャーに申告した。昨年、年間最多本塁打の記録をつくった岩見(現楽天)が背負った重い番号だ。「昨年は岩見さんと一緒に練習する機会が多くて、先輩みたいに1球で仕留められる選手になりたかったので」とその理由を明かした。

 「六大学はいい投手が多いのでこれからです」とあくまで謙虚に前を向く。大久保秀昭監督は「出来過ぎ君です」と笑みを浮かべながら大きな期待を寄せていた。

 ◆嶋田 翔(しまだ・しょう)1998年(平10)10月3日生まれ、群馬県出身の19歳。小学2年で野球を始め、桜木中では軟式野球部でプレー。樹徳では2年秋に群馬県大会で優勝し、3年夏は群馬大会8強進出。甲子園出場はなし。好きな食べ物はオムライス。1メートル82、86キロ。右投げ右打ち。

 ▼法大・青木久典監督(エースが崩れ3連敗)菅野に尽きるかなあ。焦って野球をしている。

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2018年4月29日のニュース