大谷痛烈4号 初5番で21日ぶり 左足首捻挫でVSマー微妙に

[ 2018年4月29日 05:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス3―4ヤンキース ( 2018年4月27日    アナハイム )

<エンゼルス・ヤンキース>2回1死、右越えソロを放ち生還する大谷。スタンドでは火柱が上がる
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 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が27日(日本時間28日)、ヤンキース戦に「5番・DH」で出場し、2回に先制の右越え4号ソロを放った。メジャー移籍後初の5番で21日ぶりの待望の一発。だが、5回に二ゴロに倒れた際の走塁で左足首を捻挫し、7回に代打を送られた。ヤ軍の田中将大投手(29)が先発する28日(同29日午前10時7分開始)の打者出場は当日の状態次第となった。

 1点を追う7回1死一、二塁。エンゼルスタジアムは歓声にざわめきが入り交じっていた。先制弾を放った5番の大谷ではなく、同じ左のバルブエナが代打に送られたからだ。

 アクシデントは5回の第2打席。先頭の大谷はセベリーノのチェンジアップにバットをへし折られ、打球は二塁正面へ力なく転がったが、全力疾走した。勢い余って一塁手と交錯しながら、左足でベースを踏んだ。そして、左足を引きずりながら三塁ベンチへ戻った。

 左足首の捻挫。治療のため試合後の会見を行わなかった大谷の代わりに、マイク・ソーシア監督は「ベースを踏んだ時に足をひねった」と説明した。球団によると症状は軽度で、チームドクターの診察やトレーナーの治療を受け、病院には行かなかった。試合は延長10回の末に敗れ、5番打者の負傷とのダブルショックとなった。

 ジャッジ、スタントンらを擁するスター軍団との初対決。最も輝きを放ったのは二刀流だった。2回、セベリーノが内角に投じた97マイル(約156キロ)直球を強振し、ライナーで右翼席に 運んだ。計測システム「スタットキャスト」によると、打球速度はメジャートップクラスの112マイル(約180キロ)だった。

 セベリーノは大谷と同じ94年生まれの24歳右腕。今季は開幕投手を初めて務め、今季メジャーの先発投手で大谷に次ぐ最速100マイル(約161キロ)を計測している剛腕だが「もう内角には投げられない。脱帽だ」と打者としての能力を認めた。

 試合直前のベンチで大谷はバットを鞘(さや)に収めるような「侍パフォーマンス」を選手たちに披露。試合でも「一太刀」を浴びせたが、日本時代にも再三負傷している一塁への走塁で捻挫した。

 田中が先発する28日(日本時間29日)の同戦の打者出場について「当日の様子を見て決める」とソーシア監督。5月1日(同2日)のオリオールズ戦に決まっていた次回先発も「分からない。影響がなければいい」と話し、白紙になった。田中とのメジャー初対決は微妙になった大谷だが、試合後はクラブハウスで明るい表情を見せ、靴を履いて自力で歩いて帰路に就いた。 (柳原 直之)

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