明大・森下が6回2失点で東大に先勝 星野さん魂継承誓う

[ 2018年4月21日 14:16 ]

東京六大学春季リーグ戦   明大9―2東大 ( 2018年4月21日    神宮 )

<明大・東大>左肩に喪章を付け力投する明大の先発・森下暢
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 明大のエース右腕・森下暢仁投手(3年、大分商)が今季初戦の先発を務め、6回2失点で白星スタートに導いた。

 昨秋は不調で登板1試合に終わり、トレーニングに専念。この日は初回に先頭打者本塁打を被弾したが、その後は一気にギアを入れて自己最速を更新する151キロをマークするなど復調。「直球で空振りが取れたのは良かった」と手応えを口にした。

 試合前にはOBで故・星野仙一氏の追悼セレモニーが行われ、ナインは左肩に喪章をつけてプレーした。善波達也監督は「島岡さんがやってきた人間力野球を星野さんもアレンジしてやられてきたと思う。本当に残念ですが、少しでも遺志を継いでメイジの野球ができれば」と思いを馳せた。森下も「エースの大先輩。気持ちの強い投手だと思う。もっと気迫を見習ってやっていかないといけない」と魂を継承していくことを誓った。

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2018年4月21日のニュース