中日・松坂 19日阪神戦先発へ「長いイニングをいきたい」

[ 2018年4月17日 05:30 ]

練習中に笑顔を見せる松坂
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 中日・松坂が16日に豊橋市民球場での全体練習に参加し、先発を見込まれる19日の阪神戦へ向けてダッシュやキャッチボールなど約1時間半にわたって入念な調整に努めた。移籍後初登板だった5日の巨人戦は5回96球、3失点で黒星。改めて「もう少し長いイニングを投げたかった」と振り返り、今後の先発ローテーション入りへ強い意欲を示した。

 6日に登録を外れた後も遠征に同行するなど1軍で調整。「毎日どうしようかと考えながらやっている。登板日になるべくいい状態でマウンドに上がれるように調整してきた」。思い描いたのは今回の中13日のように間隔を空けずに先発陣の一角を担う準備だった。

 阪神を「今どうこうではなく、打線がいいイメージ」と警戒し、「(前回の)悪かった部分が多かったのでそれを出さないように。長いイニングをいきたい」と意気込んだ。目指すのはレギュラーシーズン4230日ぶりの白星ではなく、先発投手として誇りだ。

 《2勝2敗、防御率1・32》松坂は西武時代の05、06年の交流戦で阪神戦に4度(全て先発)登板し、1完封を含む2勝2敗、防御率1・32。メジャーからソフトバンクで国内復帰した15年には3月4日のオープン戦(甲子園)で先発。3回を4安打無失点で勝ち投手になっている。

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2018年4月17日のニュース