ヤクルト、打線爆発15点で単独2位浮上 巨人は田口がまさかの大乱調

[ 2018年4月7日 17:26 ]

セ・リーグ   ヤクルト15―8巨人 ( 2018年4月7日    神宮 )

<ヤ・巨>4回1死三塁 青木は左犠飛を放つ
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 ヤクルトが7日、巨人との壮絶な打撃戦を制して単独2位に浮上した。両軍計32安打14四死球の大荒れの一戦を15―8で勝利。好調の打線が前日6日の試合に登板した菅野に続いて、巨人が誇る先発二枚看板を攻略した。

 ヤクルト石川、巨人・田口の両左腕が先発。ヤクルトは初回、3連続四球で無死満塁のチャンスを得ると、4番・青木、5番・畠山が連続適時打。さらに荒木の併殺打の間に得点を挙げ、4点を先取した。

 ところが、石川が3回までに小林の満塁弾など8安打を浴び、7失点と乱調。逆転を許したが、3回に荒木の2ランで6―7と1点差に詰め寄ると、4回に巨人・2番手の谷岡の暴投で同点。さらに続く1死三塁のチャンスで青木が勝ち越しの犠飛を放った。

 その後も5回に広岡が適時二塁打、鵜久森が犠飛で2点。6回にも広岡、中村、西浦の適時打で4点を奪ってリードを広げた。3回でマウンドを降りた石川の後を受けた2番手・風張、3番手・秋吉が2イニングずつを無失点投球の好救援。大荒れの試合展開の中で、試合を引き締める投球を見せた。

 一方の巨人は先発の田口が大誤算。初回に先頭から3連続四球を与えるなど大乱調で、3回途中までに6安打を許して6失点。2番手で登板し1回2/3を2失点の谷岡が今季初黒星。3番手の高木京も2回6失点と、勢いがついたヤクルト打線を止めることができなかった。

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