楽天・則本、マー超え1000K “侍エース対決”千賀に圧勝

[ 2018年4月7日 05:45 ]

パ・リーグ   楽天7―2ソフトバンク ( 2018年4月6日    楽天生命パーク )

お立ち台で今江(左)とバーンポーズの則本
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 その瞬間は3回2死一、二塁の場面で訪れた。1ボール2ストライクから楽天・則本が投じた138キロのフォークに内川のバットが空を斬った。通算1000個目の奪三振だ。

 「いつかは取れる。それが今日だっただけ」。右腕はクールに振り返ったが、958イニングでの達成は歴代5位のスピード記録。田中(現ヤンキース)の1042イニングを上回る球団最速での達成だった。

 「雨が降るのは分かっていた」と準備していたが、本拠地初のナイター開催は気温7度。雨の中で始まった。5連敗で迎えた一戦で腕を振り続けた。8回、133球を投げて5安打2失点。9三振を奪い、通算で1005奪三振まで伸ばした。

 「フォーク自体は良かったけど、ウイニングショットに持っていくまでがよくない」と反省も忘れない。投げ合ったのは千賀。3月に侍ジャパンが行ったオーストラリアとの強化試合でともに先発した。日本のエースを争う相手に勝った。

 2月の沖縄・久米島キャンプから相撲の四股をトレーニングに導入。体幹を鍛え、投球フォームの再現性を高めてきた。「2失点は反省です」と笑顔はなかなか見せなかったが、連敗ストッパーとなった。自身も今季1勝目。本拠地にも初白星をもたらした。

 則本は「三振を1000個、2000個取っても100勝、200勝はできない」と数へのこだわりを否定した。「でも積み重ねてきたことは自分を褒めたい」。楽天のエースはそう言って少しだけ頬を緩めた。(君島 圭介)

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