日本ではなく米国の大谷?!今や野球の母国で時の人 たった1人で3球団の本塁打数を上回る

[ 2018年4月7日 18:42 ]

3戦連発の大谷(AP)
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 ロサンゼルス・タイムズ紙(電子版)のジェフ・ミラー記者は、出筆した記事の冒頭で「日本の大谷翔平は米国の大谷翔平になった」とベーブ・ルース以来となる二刀流選手による開幕から3試合連続の一発を絶賛。「間断なく相手にダメージを与えているのでホームは心地いいだろう」と締めくくった。

 また同紙はマイク・ソーシア監督(59)が「技術的には大幅に変わっていないと思う。ほんの少しの修正をして、ぶれることなく対処している」とメジャー初年度とは思えぬ落ち着きぶりを評価している様子も紹介。現時点では大谷1人で、6試合を消化したタイガースと7試合のマーリンズ(各2本塁打)、さらに5試合のロイヤルズ(1本塁打)を上回っている“記録的快挙?”も付け加えていた。

 オレンジ・カウンティー・レジスター紙(電子版)でも「野球のボールは十分な力があればここでは“ロック・ファウンテン(左中間にある噴水が上がる岩場)”に届くということだ」と、エンゼルスの原稿は大谷のパワーに関する部分からスタート。6番遊撃で先発して3安打を放ったアンドデルトン・シモンズ(28)の「彼(大谷)のスイングを見るのは実に楽しい。みんなそう思っているよ」というコメントを添えて、その勢いと凄さを強調していた。

 AP通信によればアスレチックスのボブ・メルビン監督(56)までも「とても興味深い。マウンドと打席の両方でこんなことができる選手にはなかなか出会えない」と敵チームのスーパールーキーに興味津々。エンゼルスと対戦するチームは今後、投打両面で大谷の分析に追われることになりそうだ。

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2018年4月7日のニュース