ハムドラ7宮台「緊張も」1回2Kデビュー 東大卒業式欠席し準備

[ 2018年3月25日 08:22 ]

イースタン・リーグ   日本ハム1―2DeNA ( 2018年3月24日    鎌ケ谷 )

<日・D>6回無死、百瀬を空振り三振に斬る宮台
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 上々のデビューだ。腰痛で出遅れていた日本ハムのドラフト7位・宮台(東大)がイースタン・リーグ、DeNA戦でプロ初登板を果たし、6回からの1イニングを1安打無失点で2三振を奪った。

 「緊張もあった」とこわばった表情でマウンドへ。先頭の百瀬に3球連続ボールも、4球目に直球が外角低めに決まって落ち着きを取り戻した。空振り三振を奪い、続く石川もスライダーで見逃し三振。球場表示で141キロだった最速は、球団のスピードガンで144キロを計測。「無失点で終われたのはよかった」と振り返りつつ「自分の立ち位置や力関係が分かった。課題をつぶせるようにしたい」と先を見据えた。

 東大から13年ぶり6人目のプロ野球選手となった左腕。前日の卒業式を欠席して初登板に備えた。「今日投げて東大の仲間にもいい報告ができる」。次回登板は2週間程度空く予定だが、収穫と課題の詰まった19球を手に、大きな一歩を踏み出した。 (町田 利衣)

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2018年3月25日のニュース