中畑清氏 もう1度監督やりたい「次がラストチャンス」

[ 2018年3月22日 14:59 ]

中畑清氏
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 NHKで放送された「ごごナマ」に、前DeNA監督の中畑清氏=スポニチ本紙評論家=、労働組合・日本プロ野球選手会の炭谷銀仁朗会長(西武)、一般社団法人・日本プロ野球選手会の大島洋平理事長(中日)が出演。選手会の活動や、野球界の話題などについてのトークを繰り広げた。

 中畑氏は、労組・日本プロ野球選手会が1985年に設立された際の初代会長。「どんな圧力にも屈しないぞ、という思いで組織を作った」と振り返った中畑氏は、「シーズン中にナイターが終わってから、夜中に各球団のみんなで集まって会議をした」と当時のエピソードを披露した。

 番組では、高校生に指導するシンポジウム「夢の向こうに」や「ベースボール・クリスマス」などの選手会の活動を紹介。昨年12月に第9代の選手会長に就任した炭谷は「契約更改に納得して取り組めるシステムを、今年中にはより良いものにして結果を出したい」と力を込めた。理事長として野球振興などに取り組む大島は「野球を10倍楽しく見る方法」として、「試合前の練習を見てほしい。ちょっと違う面もあるんだ、という部分が楽しめると思う」とアピールした。

 2人は司会の美保純さんにキャッチボールの仕方も伝授。視聴者からの「なぜ野球選手は女性アナウンサーと結婚するのか?」との質問には、大島が「僕は違うんですが…。時間も合うし、取材で接点があるのでは」と答えるシーンもあった。さらに、中畑氏と3人で今年1月に亡くなった星野仙一さんの思い出も語った。

 番組内では中畑氏に「もう1度監督をやりたいか」との質問が飛び、中畑氏は「YES!」と即答。「年齢的に、次にユニホームを着るならラストチャンス。あの緊張感の中でね。野球を通じた人づくりもできる。勝つ喜びのあるチームで勝負してみたい。チャンスがあれば!」と熱くコメントした。

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2018年3月22日のニュース