阪神・秋山7失点も前向き「今後に生きる」ラスト1試合で修正へ

[ 2018年3月19日 05:41 ]

オープン戦   阪神0―8中日 ( 2018年3月18日    ナゴヤD )

7失点と苦しい投球に終わった秋山
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 阪神先発・秋山は、自慢の制球力が不安定で6回10安打7失点と精彩を欠いた。開幕まで残り1試合残されている調整登板で、万全の準備を整えていく。

 「高さに関しては、立ち上がりから修正できないまま終わった分、(良い)コースにいって(投げることができて)も、ヒットゾーンにいっていた」

 初回、2死三塁からビシエドに右前適時打を浴びて先制を許すと、2回も2死一、三塁から大島にカットボールを右翼席に運ばれる3ランを被弾。終始、高めに集まったボールを痛打され、先頭打者を打ち取ったのは4回だけ。5回には、今春17イニング目にして初の四球を献上するなど、最後まで苦しんだ。

 それでも、昨季12勝を挙げた右腕は前を向く。対応に苦しんだ敵地のマウンドに「修正して、コツを見つけないといけない」と話し、「(配球を)見せすぎるのもと思ったので、極端にいったところもある。今までと違った配球をして、今後に生きる」と7失点炎上を冷静に捉えた。登板が濃厚となっている25日のオリックス戦で最後の総仕上げを行う。 (遠藤 礼)

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2018年3月19日のニュース