金本監督、ドラ2高橋遥の開幕ローテ示唆!2軍戦好投で「あるかもね」

[ 2018年3月19日 05:42 ]

阪神・高橋遥
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 阪神・金本監督が、ドラフト2位・高橋遥(亜大)を開幕先発ローテーションに抜てきする可能性を示唆した。

 「(高橋遥の2軍戦の投球結果は)聞いたよ。(開幕1軍も)あるかもね。もう1〜2回(の登板で)、球数がどれくらい行けるかとか、肩の状態を見てね。文句がなければ、十分(1軍も)ある。十分。(2軍からの報告は)よかった。いい報告でしたよ」

 遠く離れた福岡・筑後から、愛知・名古屋の指揮官宛に朗報が届いた。この日、高橋遥は、ウエスタン・ソフトバンク戦(タマスタ筑後)に先発。5回に1点を失い、6回の先頭・塚田に四球を与えた時点で降板して“プロ初黒星”を喫した。それでも5回0/3を被安打4、1失点と粘投。1軍実績のある吉村を2打席連続で三振に仕留めるなど、登板回数を上回る6三振を奪う小気味よい投球を披露した。球数も77球と、前回登板の11日・巨人戦(甲子園)から約20球増え、また1段階ステップアップした。

 今回の登板を経て、筋力に不安のある左肩の状態に問題が無ければ、さらに先が見えてくる。25日のウエスタン・中日戦(鳴尾浜)かオリックス戦(京セラドーム)が有力の次回登板では、100球近くまで球数を増やす見込み。その登板で結果を出し、なおかつ肩にも問題が無ければ、一躍、抜てきが現実味を帯びてくる。

 阪神は、すでにメッセンジャー、岩貞、秋山、藤浪、能見の開幕ローテ5人を内定している。ただ、13日・ヤクルト戦で藤浪が3回1/3を6失点、17日・中日戦でも岩貞が6回5失点と精彩を欠いており、指揮官の頭を悩ませている現状。5人以外の候補には小野、才木が控えるが、その2人に加えて高橋遥が開幕ローテに急浮上する可能性が出てきた。

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2018年3月19日のニュース