張本氏 7失点の大谷を心配「手元で動く球を投げないと…」

[ 2018年3月18日 09:10 ]

野球評論家の張本勲氏
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 野球評論家の張本勲氏(77)が18日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に生出演。16日(日本時間17日)のロッキーズ戦に先発し、1回1/3を投げて7失点で降板したエンゼルスの大谷翔平投手(23)を心配した。

 大リーグ各選手の近況を伝えるVTRが終わると、張本氏は「大谷が心配だよね」と実戦4試合8回1/3で17失点と結果が出ない大谷に言及。「球は速いですよ。でも手元で動く球を投げないとアメリカの打者は捕まえる。それができていない。(日本での)5年間は走り込んで鍛えてないからね」と不振の要因を解説した。

 張本氏は11日の放送でも大谷について「四分六(分)で成功しないと思う。下半身があれだけ浮わついていたら。この5年間、走り込んでいない。下半身で投げないと」と指摘。そのうえで「専門家が見てもそうなんですよ、けがをします。何回も言いますけどちょっと心配」と話していた。

 また、この日はオープン戦で19打席無安打で「限局性(げんきょくせい)腹膜炎」で入院していた日本ハムの清宮幸太郎内野手(18=早実)についても「心配なんですよ。前で(球を)さばこうとするから」とコメント。「後ろで見れるようなバックスイングをできていない。フォームがそういうふうに固まってしまっている」とし、「将来すごい打者になるから、2軍でじっくり練習して、出てきてほしい」と将来の活躍を期待していた。

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2018年3月18日のニュース