阪神ロサリオ、不振脱却へ“福留塾”　悩める助っ人に「歩行打撃」実演

遠征に帯同せず甲子園室内で練習する福留（左）とロサリオ
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　阪神・ロサリオが「福留塾」に入塾した。静岡遠征には加わらず、甲子園室内練習場での主力選手による残留練習に参加。通常のメニューを消化後に取り組んだ特打で福留から身ぶり手ぶりを交えた指導を受けた。

　打撃投手の球を打つロサリオに代わる形で福留が打席に立つと、投手側にステップしてから打つ「歩行打撃」を実演。見よう見まねで実践したロサリオは有意義な時間になったようで「そうですね」と感謝した。

　約３５分に及んだ指導について内容を明かさなかった福留の代わりに平田チーフ兼守備走塁コーチが「間の取り方やタイミングの取り方だね。孝介がずっと見ていて“こういう練習もあるんだよ”ということだと思う」と代弁した。オープン戦８試合で２０打数３安打２打点、打率・１５０と停滞気味なロサリオにとっては貴重なヒントになったはずだ。