ソフトB千賀 2軍でも“開幕投手”「納得する球投げられた」

[ 2018年3月17日 09:00 ]

ウエスタン・リーグ   ソフトバンク7―6阪神 ( 2018年3月16日    タマスタ筑後 )

先発し5回1失点の千賀
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 ソフトバンク・千賀がウエスタン・リーグ開幕戦の阪神戦に先発し、5回5安打6奪三振1失点。3四球を与えたが「前回よりもステップアップ。納得する球が投げられた」と振り返った。

 気温は10度前後と冷え込み、おまけに強風と悪条件が重なった。それでも直球は最速153キロを計測。5回1死二、三塁のピンチでは緒方、板山から連続三振を奪い「真っすぐも良かったし、全体的にやりたいことができた」と納得の表情だ。

 バッテリーを組んだ堀内とは初コンビ。「あたふたしてて面白かった」と冗談めかしたが、要所では自らが配球を考えながら、引っ張った。キャンプから取り組むスライダーや自身の代名詞のフォークも織り交ぜ、5回を80球でまとめた。

 30日のシーズン開幕戦、オリックス戦(ヤフオクドーム)では育成選手出身では史上初の開幕投手を務める。2軍でも開幕投手を務め、本番の予行練習となり「気持ちは変わらない。トレーニングだったり、フォームの確認をしっかりやって、いい状態で開幕を迎えたい」。開幕までに実戦登板は1試合。「質を高めながら本番に近づける投球にしたい」と力を込めた。

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2018年3月17日のニュース