イチロー 右ふくらはぎに張り 打席に立たず交代

[ 2018年3月16日 05:30 ]

オープン戦   マリナーズ5―4ジャイアンツ ( 2018年3月14日    ピオリア )

<マリナーズ・ジャイアンツ>初回の守備を終え、打席に立たずベンチへ下がったイチロー
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 マリナーズのイチロー外野手(44)が14日(日本時間15日)のジャイアンツ戦で右ふくらはぎに張りを訴え、急きょ交代した。「1番・左翼」で出場し、初回の守備には就いたが、直後の打席で代打を送られた。

 スコット・サービス監督は「張りを感じて、すぐ伝えてきたので大事を取って交代した」と説明。張りを感じたのは守備に向かった時とみられる。守備位置に就いた後に屈伸運動をして右足を気にする様子が見受けられた。交代後はトレーナー室で簡単な治療を受けただけで、試合中に帰路へ就いた。

 イチローは09年の8月23日インディアンス戦で左ふくらはぎを痛め、以降8試合を欠場したことがある。昨季までメジャー17年間で故障者リスト入りは、WBCで優勝に貢献した後の同年開幕前、胃潰瘍による1度だけ。極めて故障が少ないことでも知られる。

 サービス監督は「(回復まで)長くかかるとは思わないが、明日より詳しいことが分かるだろう」とした。29日(日本時間30日)の開幕インディアンス戦で先発出場が見込まれている現役最年長野手の状態が注目される。 (笹田幸嗣通信員)

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