限局性腹膜炎で入院の清宮 最悪手術も 数日で方向性見える

[ 2018年3月14日 05:30 ]

広島遠征のためバスに乗り込む清宮
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 【医師の見解】 福田伴男院長(横浜市・福田医院)

 普通ならば、腹腔(腹部の内腔。内部に肝臓・胃・腸など)は膜で覆われているので、細菌が入ることはない。盲腸が破れて腹腔の中にばい菌が入ることなどがあるが、検査でどこから入ったのかを調べているところでしょう。

 2月下旬に急性胃腸炎になったと聞いた。腸の問題から波及した可能性はある。関係性は不明だが、完全に治らない状態で激しい運動をすれば、免疫力も落ちる。今は微熱が出て、痛みもあるかもしれない。腹膜炎になっているので軽症ではなく、重い方だといえる。

 今後の方向性は2、3日で見えてくると思う。最近の抗生物質はいい。内科治療で済むのなら、長くても1週間ぐらいで治るだろう。手術の可能性もある。そうなれば、1カ月ぐらいは野球をすることはできなくなるでしょう。

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2018年3月14日のニュース