西武 マレーシアで野球用具の贈呈式と野球教室 OB星野智樹氏らが出席

[ 2018年3月12日 20:01 ]

マレーシアの首都クアラルンプールのマレーシアプトラ大学で野球教室をした西武の星野智樹氏
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 西武が「LIONS BASEBALL FOR THE WORLD」の活動の一環として、マレーシアの首都クアラルンプールのマレーシアプトラ大学で野球用具の贈呈式と野球教室を行った。

 イベントは3月10日に実施。野球教室には7つの小中学校から総勢90人が参加し、球団OBの星野智樹氏(40)らが指導に当たった。星野氏は「天気も良く、子どもたちもボールに触って楽しんでくれた。また来たいし、成長した姿を見て今度はマレーシアで野球ができればと思います」と話した。

 球団では昨年7〜9月にかけて、海外の子どもたちへの寄付を目的にメットライフドームなどでファンから野球道具、運動靴などを回収。多くのファンの協力で約1000点の野球道具、約600点の運動靴が集まった。選手から寄せられたバッティンググローブやスパイクに、球団からの約1600個の公式球と合わせて、マレーシア野球連盟などに寄付することが決まった。

 昨年9月24日に出発式を行い、野球用具は12月にマレーシアに到着。今月10日には野球教室とともに贈呈式も実施された。

 西武は野球振興を目的に、13年からミクロネシア連邦、フィリピン、カンボジアに野球用具などを寄付している。

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