ラミ監督の粋な演出にスタンド沸く 「清宮キラー」桜井も脚光浴びた

[ 2018年3月12日 08:03 ]

オープン戦   DeNA1―1日本ハム ( 2018年3月11日    鎌ケ谷 )

<日・D>6回2死満塁、桜井の前に見逃し三振に倒れる清宮
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 日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18=早実)がDeNAとのオープン戦に「7番・DH」で出場し、4打席連続三振を喫した。6回には高校時代からのライバル、桜井周斗投手(18=日大三)とプロ初対決。前の打者が申告敬遠され、2死満塁で打席に立ったが、屈辱の3球三振に倒れた。

 「清宮VS桜井」のライバル対決を演出したのは、DeNA・ラミレス監督だった。2死一、二塁で大田を2ボールから申告敬遠。「野球はエンターテインメント的な部分もある。桜井と清宮には高校時代のヒストリーがある」。オープン戦ならではの粋な計らいにスタンドは盛り上がり、「多くの方に喜んでもらえたんじゃないかな」と満足げだ。

 ただ、「清宮キラー」ぶりを発揮した桜井は反省しきり。6回に3番手で登板し、2死満塁で清宮を3球三振に仕留めたが、1イニングで4四球の内容に「(走者を出してまで)対戦したくなかった。準備できていなかった」。また、マウンドから見た清宮には「スイングが全く変わっていた。このままでは次は打たれる。僕の方が危機感を感じた」と警戒した。

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