由伸監督 攻守で“危機管理”テスト「シーズンではある」

[ 2018年3月12日 05:30 ]

オープン戦   巨人3―6阪神 ( 2018年3月11日    甲子園 )

<神・巨>6回無死、今季初めて中堅に入った陽は大山の打球を追うも捕球できず
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 巨人・高橋監督が新たなオプションを実践した。

 右翼を争う長野と陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)の2人にアクシデントが起きたときの「危機管理」として、中堅手の立岡を右翼で起用。陽岱鋼が今季初めて中堅に入った。立岡が公式戦で右翼を守ったのは15年が最後だが、指揮官は「そういうこともシーズンではあると思ってやらせている」と説明。昨年定位置だった「1番・中堅」で出場した陽岱鋼は2安打と気を吐いた。

 また、坂本勇が調整のため実戦を離れた4日からは、4番候補のゲレーロを3番で起用した。1―3の6回に、一時同点となる左翼席へ2ランを放った。高橋監督は「坂本がいないと、こういうこと(打順)もなきにしもあらず。今いるメンバーのいい並びを、と思ってやっている」と振り返った。 (神田 佑)

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