悩める西武・山川 23打席無安打 辻監督「本人もパニック」

[ 2018年3月12日 08:31 ]

オープン戦   西武2―6オリックス ( 2018年3月11日    ほっと神戸 )

<オ・西>2回無死、三振に倒れる山川
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 悩める大砲に「ドクターストップ」だ。西武・山川が「4番・一塁」で出場したが4回に投ゴロに倒れると、その後、ベンチに退いた。

 この日は2回の空振り三振と合わせて2打数無安打。「これ以上(打席に)立ったらおかしくなる。本人もパニック。自分の中で深みにはまっている」と辻監督は交代の理由を説明した。

 昨季78試合で23本塁打をマークした山川はオープン戦全7試合に4番で出場。ただ、4日の広島戦の1打席目に右翼線二塁打して以降、23打席無安打となった。4回は止めたバットでの凡打。「打ちたい気持ちはもちろんある。今は迷っている」と素直に口にした。

 レギュラー、4番奪取を掲げた今季、想定外の開幕前の足踏み。「この状況から逃げないようにしたい。新しい自分を見つけるチャンス」と前を向いた。 (春川 英樹)

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2018年3月12日のニュース