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当たり前のプレーを当たり前に…ソフトバンクはだから強い

春季キャンプで走塁練習をするソフトバンクの今宮
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 数年前、社会人野球チームの監督から、こんな話を聞いた。

 「全力疾走は公式戦だけやろうとしてもできないもの。だから、普段の練習や練習試合から同じタイムで走っているかを見ている」

 打者が凡フライを打ち上げた際に、二塁ベースまで全力で走ることを徹底していたチームは、都市対抗野球で優勝した。

 今年1月からソフトバンク担当になった。キャンプ、オープン戦を間近で取材し、昨季の日本一チームの強さが垣間見えた。

 例えば、キャンプでの紅白戦。2死二塁で打者が内野ゴロを放った際に、二塁走者の今宮は三塁ベースを全速力で回っていた。野手の一塁への送球がわずかに逸れ、打者走者はセーフ。その間に、本塁を陥れ、得点が入った。「当たり前のことを当たり前にやるのが強いチーム。あれは普通のプレー」とさらりと言っていた。

 例えば、他球団との対外試合。走者を三塁に置いた守りの際に、二塁手・川島と遊撃手・今宮は、捕手が投手に返球する度、全力で走り、投手の後ろのカバーリングを欠かさなかった。相手チームにも同じような守りのケースがあったが、走るスピードには差があった。どちらも高校野球では当たり前に目にするが、プロ野球ではなかなか見られない気がする。

 試合中のベンチでは、スタメン以外の選手も一体となって大声を張り上げている。昨オフに楽天からトレードで移籍した西田は「次のプレーに対してとか、質が高い声が出ているなと思います」と感想を口にする。

 プロ野球のシーズンは143試合の長丁場。選手個々の好不調の波や、故障者も出てくる。その中で、当たり前のプレーを当たり前にやる選手が多いチームが、優勝に近づくのだろう。(記者コラム・川島 毅洋)

[ 2018年3月9日 10:40 ]

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