イチ 00年マリナーズ入団会見の名言「おそらく僕自身が誰より自分に期待」

[ 2018年3月9日 06:30 ]

00年、京都市内の任天堂本社で入団会見を行ったイチロー
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 【イチローの入団会見】

 ☆00年マリナーズ 11月19日に3年契約で入団が決まり、京都市内の任天堂本社で会見。マ軍はハワード・リンカーン最高経営責任者らが同席し、「おそらく、僕自身が誰より自分に期待している。もちろん、自信がある」。渡米後の同30日(現地時間)には本拠地セーフコ・フィールドでも会見し、「まさに映画の世界。凄く盛大なセレモニーで歓迎してもらって、夢のような気持ちです」と興奮を隠さなかった。

 ☆12年ヤンキース シーズン中の7月23日にマイナー2投手との交換トレードが決定し、マ軍本拠地で緊急会見。移籍は自ら志願したと明かし、「時間が長ければ長いほど、迷いが生じると感じた。決断に至るには時間がかかったし、100%の決断であったかは実際のことは分からない」と苦悩を吐露。背番号は慣れ親しんだ「51」から「31」へ。ピンストライプのユニホームについては「どうでした?僕に似合わないはずがないと思っています」とおどけた。

 ☆15年マーリンズ 1月29日に都内のホテルで会見。米マイアミから18時間かけて来日したデービッド・サムソン球団社長ら球団幹部の同席に、「球団のやたら熱い思いが伝わってきて、この思いに応えたいと思った。僕が2年間欲してきたのは、これだったんじゃないかな」と感謝。41歳という年齢については「人間として成熟する前に現役を退くのはつらい。40過ぎて現役というのは重要なこと。平均寿命までまだ39年くらいあるからね」と笑い飛ばした。

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