オリックス金子 上々の今春初実戦「球種を制限して」2回1失点

[ 2018年3月8日 09:40 ]

オープン戦   オリックス5―4日本ハム ( 2018年3月7日    ほっと神戸 )

<オ・日>2回を投げ2安打1失点の金子は伊藤とグータッチでベンチに引き揚げる
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 順調な一歩目を踏みしめた。オリックス・金子は今春初実戦を2回2安打1失点で終え、「ブルペンとは多少、自分のイメージとのズレがあった。それをなくして自分の開幕を迎えられれば」と14年目の開幕を見通した。

 明確なテーマがあった。「球種を制限して、いつもの自分とは違う感じで投げたかった」。“七色の変化球”を操る中、主に使ったのは直球、カーブ、カットボールでチェンジアップとスライダーは1球ずつ。ほぼ3つの球種で2回34球を投げ切った。捕手の伊藤は「他の球種はいつでも投げられる。最初は3つをしっかり投げておきたいということだと思う」とエースの胸中を代弁した。

 次は13日のロッテ戦で5回を目安に投げる予定。昨季まで2年連続6度にわたって務めた開幕投手ではなく、本拠地開幕戦の4月3日のロッテ戦を任される見込みで「立場的には勝って当たり前と思われている。少しでも期待に応えられるようにしたい」と投手陣の柱としての自覚をにじませた。(桜井 克也)

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2018年3月8日のニュース