大野雄「やりたいことができず」大炎上6失点 先発枠入りに暗雲

[ 2018年3月8日 09:10 ]

オープン戦   中日3―8ヤクルト ( 2018年3月7日    宮崎アイビー )

<ヤ・中>初回から乱調で天を仰ぐ大野雄
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 オープン戦初登板の中日・大野雄は3回5安打6失点の大炎上だった。初回先頭打者の青木に四球を与えるなど立ち上がりから制球が定まらず暴投2つに味方失策も絡んで無安打で2点を失うと、新人の塩見にはフォークが浮いて左中間ソロを被弾。「早めに追い込んで打ち取っていくというテーマだったが、ボールが先行し、やりたいことができなかった」とうなだれた。

 2回も先頭の中村を歩かせた後、続く広岡にバックスクリーンへ2ランを浴びるなど毎回失点。予定していた5回を投げきれず、「準備不足。試合勘というか、そういうところでソワソワしていた」と反省した。

 3回3失点だった前回2月27日のDeNAとの練習試合に続く乱調に朝倉投手コーチは「結果の世界。結果を残さないとダメ」と厳しい表情。小笠原や柳、鈴木翔といった若手先発陣が結果を残しているだけに昨季まで2年連続開幕投手を務めた左腕の先発枠入りに暗雲が垂れこめた。(徳原 麗奈)

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2018年3月8日のニュース