大谷 カーショーのカーブに見逃し三振も「楽しかった 勉強になった」

[ 2018年3月8日 07:28 ]

オープン戦   エンゼルス2―4ドジャース ( 2018年3月7日    テンピ )

<エンゼルス・ドジャース>3回、見逃し三振に倒れたエンゼルスの大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が7日(日本時間8日)、ドジャースとのオープン戦で「7番・DH」で出場し、MVP1度、サイヤング賞3度獲得の「現役最強左腕」と呼ばれるカーショーと初対決した。

 0―1の3回。先頭で2ボールから2球続けて直球をファウルして追い込まれると、最後は大きく縦に割れる外角低めカーブに手が出ず、見逃し三振。

 微妙な判定に大谷は「自信を持って見送りましたけど、あそこまで取る人もいるので。(審判の)特徴をとらえながらいきたい」とし、カーショーについては「球も強かったですし、ボール先行の場面からカウント球をしっかり投げていた。やっぱり素晴らしいなと思った。ボールの力も強かったし、カーブも含め、一球一球のレベルが高い。凄く楽しかったし、凄く勉強になりました」と振り返った。

 4回1死一、二塁で迎えた2打席目は昨季西武に所属した2番手・シュリッターの初球を打ち損じ遊ゴロ併殺に倒れた。

 これで実戦5試合で14打席に立ち、11打数1安打(打率・091)、本塁打ゼロ、1打点。4試合連続で無安打だが、「(投球)フォーム自体にワンテンポ遅れる印象がある。そこは(打席に)立っていくしかない。変化球に対してのアプローチはしっかり見送れている。ボールへの入り方を注意しながらやりたい」と前向きに話した。

 試合前にはブルペンで33球を投げ、実戦3試合目のマウンドとなる9日(10日)のメキシカンリーグ・ティファナ戦へ向けて、入念に調整した。

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