京都学園大 日本一へ今秋ドラフト候補の146キロ右腕・川瀬がけん引

[ 2018年3月8日 09:27 ]

今秋ドラフト候補の最速146キロ右腕・川瀬(左)を軸に悲願の大学日本一を狙う京都学園大
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 大学選手権に7度、明治神宮大会に1度の出場を誇る京都学園大硬式野球部。京滋大学野球連盟(1部リーグ)に所属し、15度のリーグ優勝を誇る。今秋ドラフト候補の最速146キロ右腕・川瀬航作投手(新4年=米子松蔭)を擁し、今春のリーグ戦も優勝の本命候補に挙がる。就任10年目を迎える坂根耕世監督(42)の下、初の大学日本一へ突き進む。

 世界No・1の総合モーターメーカー日本電産の永守重信会長兼社長が、3月17日に学校法人京都学園の理事長に就任する。来年に創立50周年を控え、大きな転換期を迎える京都学園大。節目の年を前に、硬式野球部が狙うのは初の大学日本一だ。就任10年目の坂根監督は力強く言いきった。

 「目標は大学日本一。現状で全国8強に食い込むだけの力はあると思っています。ここにプラスアルファが加われば、今年はさらに上に行ける期待感を抱けるチームです」

 今季スローガンは『CHA・CHA・CHA』に決まった。これはCHALLENGE、CHANGE、CHANCEの三つを指す。捕手の橋本昂稀主将(新4年=地球環境)は「昨秋リーグ戦2位から優勝へのチャレンジ。そのためにこのままではいけないので、チェンジ。打線は少ないチャンスを確実にものにするという意味です」と説明した。二塁送球タイムは最速1秒78。プロからも注目を浴びる強肩捕手が部員101人を束ねる。

 戦力は整う。大黒柱は今秋ドラフト候補の右腕・川瀬だ。リーグ優勝へ導いた昨春は3完封を含む6勝のフル回転。55回1/3を投げ、39奪三振、防御率0・98と抜群の成績を残し、最優秀選手賞、最優秀投手賞、ベストナインの3冠に輝いた。

 サイドから繰り出す直球の最速は146キロ。年明けから複数のプロ球団が視察に訪れる逸材だ。昨春の大学選手権1回戦・大商大戦は8回2/3を2失点と力投したが、惜敗した。雪辱期す今春は「負けない投手になる。目標は5勝0敗」を最低ノルマに掲げる。

 3番を打つ俊足巧打の萠抜(はえぬき)哲哉遊撃手(新4年=綾部)は「挑戦者の気持ちで春に臨みたい。全国で勝ち続けることが目標です」と部員の総意を代弁した。硬式野球部の過去最高成績は15年の大学選手権で挙げた1勝だけだが、さらなる高みへ期待は膨らむ。川瀬は「京都学園大の名前を全国にアピールしたい。歴史に名前を刻めるよう、学園史上で一番の成績を残したい」と意気込む。リーグ屈指のバッテリーを軸に、悲願の大学日本一へ駆け上がる。(吉仲 博幸)

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