松坂“同期”上原と投げ合い心待ち 99年ともに新人王「同じ舞台でやりたい」

[ 2018年3月6日 09:00 ]

村田や上原との対戦を待ち望む松坂
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 中日の松坂が、巨人への復帰が濃厚な上原との投げ合いを待ち望んだ。5歳年上の先輩だが、98年ドラフトで入団した「同期」であり、翌99年にはともに最多勝、新人王を獲得。右肩故障からの復活を目指す右腕は「僕の立場的に対戦できるのが楽しみと言える状況ではない」とした上で「同じ舞台でやりたい。投げ合いたい気持ちはある」と語った。

 また、同じ80年生まれで「松坂世代」の一人である村田がこの日、独立リーグ、ルートインBCリーグ栃木への入団が決定。昨年10月に巨人を自由契約になって以降、村田の動向を気にしていたといい「僕らはプレーできる場所がないとどうにもならない。プレーできる場所があるのはうれしい」と喜んだ。

 「お互い、1軍の舞台で対戦できるように僕も頑張らないといけない」。オープン戦初登板となった楽天戦から一夜明けたこの日は、ナゴヤ球場での全体練習に参加しノースロー調整だったが、右肩の状態については「朝起きた時の疲労感は沖縄での初実戦の方があった」と問題はない様子。互いの存在を励みにもう一花、咲かせてみせる。 (徳原 麗奈)

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