松坂“本拠地デビュー”に大声援「久しぶりの雰囲気でよかった」

[ 2018年3月4日 15:00 ]

オープン戦   中日―楽天 ( 2018年3月4日    ナゴヤD )

<中・楽OP>力投する松坂
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 中日・松坂大輔投手(37)が4日のオープン戦・楽天戦に先発。2回2安打2失点で西武時代の05年以来、13年ぶりのナゴヤドームでの登板を終えた。

 松坂は試合前練習には参加せず、球場内で独自調整。試合開始約45分前にグラウンドに現れてキャッチボールなどを始め、徐々に投球の強度を強め、距離も伸ばした。グラウンドでは約20分間にわたって入念に登板前の調整を行い、大声援に後押しされてマウンドへと向かった。

 初回、先頭の島内を初球の140キロ直球で左飛に打ち取ると、この回を危なげなく三者凡退。しかし2回1死から今江に内角高め143キロ直球をとらえられ、初安打となる右前打を許すと、2死三塁からアマダーにスライダーを右中間スタンドに運ばれた。移籍後2度目の実戦登板で初失点を記録。投球数は31。直球の最速は144キロだった。

 ▼松坂の話 最後、甘いスライダーを本塁打にされてしまったですけど、久しぶりにこういう雰囲気で投げさせてもらえてよかったです。カウントを悪くしてもいいところに投げられた。四球で走者を出さなくてよかった。本塁打については防げるもの。シーズンではああいうミスがないようにしたい。(ナゴヤドームでの登板は05年以来)正直、覚えていないですね。(早い段階での登板)逆に周りの選手たちを見ていると自分はペースが遅いなと思いながらやってきました。(セットポジションでの投球)最初は振りかぶっていこうと思ったんですけど、バランスが悪かったので直前でセットでいこうと思いました。また戻したいなと思います。できるだけ多く名古屋のマウンドに立てるようにがんばります。(次回登板へ向けての課題)きょうみたいに、なんとなく投げるのではなく実戦を意識した投球をしていきたいです。(今後については)明日以降、体に問題なければ3、4イニング投げたい。

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