阪神ロサリオ、快音なしも“足”で持ち味 振り逃げ&積極走塁

[ 2018年3月4日 06:46 ]

オープン戦   阪神1―4ソフトバンク ( 2018年3月3日    ヤフオクD )

4回、2死一塁、糸原の右前打で三塁へ向かうロサリオ
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 これもまた新主砲の持ち味だ。「4番・一塁」で先発出場したロサリオはバンデンハークの前に2打数無安打。珍しく快音なしに終わった一方、4回2死では空振り三振した際に谷川原の捕逸を見逃さず巨体を揺らして一塁を駆け抜け、振り逃げで走者になった。

 「積極的にプレーすることを心がけているから、そういう意味では良かった」

 続く糸原の右前打では一塁から一気に三塁を狙い、さすがに少し暴走気味で憤死。ただ、オープン戦から常に次の塁を狙う姿勢を貫いている。キャンプ中の実戦でも二盗、三盗を一つずつマーク。バットだけでなく、足でも相手バッテリーにプレッシャーをかけられる優良助っ人だ。

 試合前練習ではワンバウンドを止める練習をしていた梅野に“元メジャー捕手”として隣で実演しながら助言する場面も。打つだけではない。すでにチーム内で絶大な存在感を放っている。

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2018年3月4日のニュース