マー収穫4失点 直球多投「自分なりのテーマやり抜いた」

[ 2018年3月4日 05:30 ]

オープン戦   ヤンキース5―4ブレーブス ( 2018年3月2日    タンパ )

ブレーブスとのオープン戦に登板し、1回1/3を4安打4失点だったヤンキース・田中
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 掲げたテーマを貫いた。ヤンキースの田中が2日(日本時間3日)、ブレーブスを相手にオープン戦に初登板。1回1/3を投げて1本塁打を含む4安打4失点の結果にも「しっかり自分なりにテーマを持って、やり抜いたのは良かった」と冷静に振り返った。

 精度確認のため直球を多投した。「抑えられる球は分かっている」と宝刀スプリットはわずか。大リーグ公式サイトの有望株ランクで大谷に次ぐ総合2位に選ばれた20歳アクナに特大2ランを浴びるなど初回に3失点。最速は90マイル(約145キロ)程度で「真っすぐがちょっとフラット(角度がない)。自分の手応えと結果にずれはない」と分析した。

 昨年のオープン戦は6試合で計23回2/3を投げ、自責点1とほぼ完璧だったが、レギュラーシーズンでは一転、不振に。この時期の結果が公式戦の成績に直結しないことを、自身が一番知っている。「着実にステップは踏めている」と、あくまで日本投手初の4年連続の開幕投手を目指すシーズンに照準を合わせていた。

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2018年3月4日のニュース