中日―楽天戦 星野仙一氏をしのぶ 荒木「怒られっぱなしの一日だなと思って、やっていました」

[ 2018年3月3日 18:28 ]

試合前、星野仙一氏の選手、監督時代の番号を付けたユニホームを着て黙とうする荒木(中央左)、岩瀬(同右)ら中日ナイン
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 1月4日に逝去した中日OBで元監督の星野仙一氏(享年70)の追悼試合として開催された3日・楽天戦。ナゴヤドームはさまざまな、在りし日の思い出であふれた。

 球場内に設置された献花台には大勢の人が並び、試合前には黙とう、生前の映像がビジョンで放映された。森監督、コーチ陣、選手達全員が、星野氏が監督時のデザインのユニホームを着用。現役時代の背番号「20」、監督時代の胸番号「77」を付けて戦った。

 前日2日から1軍に合流。「9番二塁」でスタメン出場した荒木は「映像を見て、思い出しました。言われたこととかを…」と感慨深げ。2回2死一塁の第1打席では145キロ直球を見逃し三振。5回1死からの第2打席では外角スライダーに空振り三振と結果は出せなかった。

 思い出を「怒られて、勉強させてもらった」と振り返るだけに、2打数無安打2三振にも「まずは最初の見逃し三振で怒られる。次は悪球を振っての三振で、また怒られる。怒られっぱなしの一日だなと思って、やっていました」と穏やかな笑顔で故人に思いをはせた。

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2018年3月3日のニュース