ロッテ井口監督 安田VS清宮スタメン対決提案へ「栗山さんに話を」

[ 2018年3月3日 06:20 ]

ロッテ・安田は3日からの日本ハム戦へ向けて、新千歳空港行きの航空機に乗り込む
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 ロッテの井口監督が3日の日本ハム戦(札幌ドーム)で、安田(履正社)と清宮(早実)のドラフト1位、スタメン対決を提案する考えを明かした。

 「清宮が先発(出場)したら面白い。そしたらこっちも、先発させる。栗山さんに話をしようかな」

 清宮は1日の台湾・ラミゴ戦で4回の守備から途中出場し、5回に中堅フェンス直撃二塁打を放ったが、これまで先発出場は1試合。安田も対外試合の始まった2月17日の台湾・ラミゴ戦(石垣市営)以降7試合で先発3試合だが、ライバルの同時スタメンとなれば同日開催の侍ジャパン強化試合に負けない盛り上がりは必至だ。

 「(安田は)最後まで行かせる。守備もやらせる。そこまでにどう変わるか?」。指揮官は当初、主力が合流する6日の巨人戦(ZOZOマリン)で1、2軍を判断する予定だったが、一流投手の球を見させるためにオープン戦完全帯同を決断した。

 清宮との直接対決は高2秋の明治神宮大会決勝以来となる。現在16打席連続無安打の18歳に刺激を与える意味もある。「(清宮の二塁打は)見ましたよ。いいバッティングしていますね。負けないように頑張りたい」。スマートフォンで動画を見て、安田は駆り立てられるものを感じた。結果が出ない中で打席をもらえることにも「しっかり目に焼き付けて今後に生かしていきたい」と力を込めた。

 北海道へ向かう羽田空港の搭乗ゲートは偶然、連続無安打の打席と同じ「16」だ。安田は長いトンネルを抜けると笑顔で誓った。(福浦 健太郎)

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2018年3月3日のニュース