西武 増田 NICU病棟への支援活動を本格スタート「ずっと考えてきました」

[ 2018年3月2日 18:38 ]

 西武は2日、増田達至投手(29)がNICU(新生児集中治療室)病棟への支援活動を本格スタートさせることを発表した。

 今季から選手会長に就任した増田は、公式戦での自身の登板ごとに2万円を積み立て、シーズン終了後にNICU病棟を持つ2つの病院へ寄付を行うことを決定。増田自身、2人の子供がNICUで治療を受けた経験があり「今は元気に育っている子どもの姿を見て、そして妻との会話の中でいつかNICU病棟に支援という形で力になることができないかをずっと考えてきました」と今回の活動を行うことを決めたという。昨年12月には埼玉県立小児医療センターを訪問。「1試合でも多くマウンドを任されるよう、僕も日々、一生懸命、励んでいきます。そして、マウンドから皆さんに元気をあたえられるような投球をしたいです」と意気込んだ。

 西武は14年から栗山が小児がんの子供と家族への支援活動、15年から炭谷が難病の子供とその家族への支援活動、秋山がひとり親家庭の家族の支援活動、17年からは浅村が知的障害者や肢体不自由児への支援活動を行っており、それぞれ今季も継続する。

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2018年3月2日のニュース