阪神・秋山、開幕カードでG斬りへ 昨年防御率1点台の好相性

[ 2018年3月2日 08:30 ]

阪神・秋山
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 阪神・秋山拓巳投手(26)が30日からの巨人との開幕カードに登板する可能性が高くなった。3日のソフトバンク戦での先発予定が固まり、このまま週末の登板を重ねて本番を迎えることが濃厚だ。

 開幕まで1カ月を切り、主戦投手たちは逆算を始めていく時期。既に金本監督から開幕ローテーション入りを確約されている秋山も例外ではない。3月最初の登板日が決まったことで“青写真”がおぼろげながら、見えてきた。

 当初はエースのメッセンジャーと昨季12勝で勝ち頭だった秋山の「2本柱」を巨人との開幕カードとDeNAとの第2カードに分けて起用するプランも考えられた中、球団関係者は「対戦チームの相性も考慮しながら考えていく」と明かした。昨季の秋山はDeNA戦に4試合2勝1敗ながら防御率5・48。特に4月4日からの2連戦の舞台となる横浜スタジアムでは同7・63で相性が良くない。一方、全て菅野と投げ合った4度の巨人戦では防御率1・73の好結果。相性重視で組むなら開幕内定のメッセンジャーに続き、秋山を2、3戦目に投入することもうなずける。

 今春キャンプでは直球の球威アップに取り組み、ブルペンでの投球練習でも進化を見せつけた。金本監督からの期待と信頼も上昇の一途。打ち上げに際しても「チームの中心的な存在になれるように、1試合、1試合必死に投げていく」と意気込んでいた。真価を問われる9年目はG倒から始まりそうだ。

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2018年3月2日のニュース