阪神・島本が結婚 25歳一般女性と、“増量大作戦”で愛育んだ

[ 2018年3月1日 05:30 ]

ノックを受ける島本
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 阪神・島本浩也投手(25)が1日、結婚することが分かった。お相手は福岡県出身の25歳の一般女性で、近日中に婚姻届を提出する予定。交際をスタートさせた13年から食事面でサポートを続けてくれた心強いパートナーと新たな人生を歩んでいく。

 今思えば、島本のプロ野球人生に欠かせない存在だった。「彼女というか、本当に僕のマネジャーみたいで…」。苦笑いを浮かべながらも「これだけ体が大きくなったのも、そばで彼女がいろいろ言ってくれていたおかげ」と、感謝を込めた。

 知人の紹介で13年8月に出会った。タレント・皆藤愛子似のスレンダー美女に「キレイな人だな」と一目惚れ。食事などを重ねて、同年12月から交際をスタートさせた。当時、育成3年目を終えて4年目の再契約を結んだばかり。支配下登録が2人の目標になった。

 “増量大作戦”で愛を育んだ。入団時は1メートル76、65キロとプロ野球選手としては小柄。1年目から継続して増量に取り組んではいたものの食が細く、なかなか体重が増えないことが、悩みの種だった。

 そんな事情を知り、福岡にいた彼女からは毎日、電話が鳴った。「ご飯しっかり食べた?今日の体重は?」。体重計に乗って、数値を報告することが、日課になっていた。

 福岡と兵庫の遠距離ながら「(彼女は)体重のことをずっと気にかけてくれていた」と二人三脚で肉体改造に取り組んだ結果、体重は3キロ、5キロと徐々に増量。2軍ながら、実戦で結果も出始め、14年11月には念願の支配下登録も勝ち取った。

 16年の12月からは西宮市内で同棲をスタート。栄養面に配慮した手料理の数々で、食生活を支えてくれるだけでなく、筋肉量を増やすためにタンパク質の含有量を食品別に記した手作りの一覧表も目の付く場所に貼り出してくれ、心強いサポートは続いていった。

 「家族として、彼女を支えていきたい」と決心し、プロ7年目だった昨季のシーズン終了後にプロポーズ。4年間の交際を実らせて、開幕前に婚姻届けを提出する予定だ。

 亡き友も天国で見守ってくれているはずだ。交際を始めて、しばらく経ったある日、彼女に一枚の手紙を見せたことがあった。

 「俺は、こいつのためにも1軍で投げないとあかんねん」

 ボーイズリーグ「橿原コンドル」でチームメートだった柳ケ浦高野球部員の吉川将聖さん(享年16)が09年7月11日、夏の甲子園大分県予選の開会式に向かう途中、バス横転事故で死亡。愛息を亡くして以降、野球を見られなくなった吉川さんの母・歌織さんから入団前に託されたものだった。「(島本の)初登板を見に行きたい」と記された手紙を見て、彼女も「彼は、大きなものを背負っている。支えていきたい」と決意を固めた。

 「守らないといけない存在ができましたし、結婚を機に活躍できるようにしたい」。

 マウンドでは今キャンプからサイドスローに本格転向し、プライベートでは一家の大黒柱となる。2つの「転機」をプラスに変え、島本は飛躍を期す。

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