“優良助っ人”ロサリオ 他球団007が悲鳴「弱点が見当たらない」

[ 2018年2月28日 06:40 ]

紅白戦の5回1死満塁、ロサリオは右犠飛を放つ
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 こんな新助っ人、めったにいない。打って良し、走って良し、チーム打撃もできて、練習熱心。ロサリオはキャンプ最後の実戦を初の無安打で終えても盗塁と犠飛できっちり存在感を示し、さらに評価を上げた。

 紅組の「4番・一塁」でフル出場。2回は中飛に倒れ、4回は先頭打者として桑原と対峙(たいじ)した。昨季セ・リーグ最優秀中継ぎ右腕とは初対戦にもかかわらず独特の軌道を描くスライダーをしっかりと見極めて四球で出塁。2死後の坂本の2球目にはバッテリーがノーマークだったことを見逃さず、梅野が送球すらできない完璧な二盗を決めた。

 5回1死満塁では外角球を逆らわずに右犠飛。5試合連続で打点を記録した。無言で引き上げた一方、悲鳴を上げたのが他球団の007だ。巨人の森中聖雄スコアラーは「盗塁はびっくりした。桑原のスライダーにもバットが止まっていたし、犠飛も無理に(安打を)狙いに行っていない。今のところ弱点は本当に見当たらない。困っちゃうね」と嘆き節。広島・玉山健太スコアラーも「隙を見せないようにしないといけない。隙を見せなければ、勝負できる足ではないんで」と眉間にしわを寄せた。

 今春は6度の実戦を終えて12打数8安打3本塁打10打点2盗塁の大暴れ。金本監督は「弱点がない打者はいないからね」と前置きしながらも「頭いいよ。2打席連続で引っ張った打球を打ったら、その後の打席では必ず右方向にヒットを狙うとか。そういうことができる打者」と賛辞を惜しまない。初体験の日本のキャンプで他球団を震え上がらせる鮮烈なインパクトを残した。 (山添 晴治)

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