DeNA今永「パワーカーブ」手応え 侍へ最速146キロ締め

[ 2018年2月28日 05:30 ]

練習試合   DeNA7―1中日 ( 2018年2月27日    北谷 )

DeNA先発の今永は3回を無失点に抑える
Photo By スポニチ

 侍ジャパンの左のエース候補として3月3、4日のオーストラリアとの強化試合に出場するDeNA・今永が、新球「パワーカーブ」の習得に手応えをつかんだ。中日との練習試合に先発し2回2死から堂上に2球投じた。外角への初球でストライクを奪い、フルカウントから再び外角へ新球を投じ、今度は空振り三振を奪った。

 「空振りもとれたし、試合で使える球になっている」

 110キロ台の従来のカーブよりも約10キロ速く、鋭い変化で打者のタイミングを外す「パワーカーブ」。習得を目指して今キャンプで試行錯誤を重ねてきた。22日のフリー打撃登板でも左右の打者の反応を確認し、侍ジャパンに合流する前のラスト登板を3回1安打無失点で締めくくった。「直球の質や制球はしっくりきている」と直球も最速146キロを計測。「3月になるし代表も始まる。結果が一番大事」。初の開幕投手を狙う左腕は、日の丸を背負った一戦でも「投げていきたい」と新球を積極的に試していく。 (重光 晋太郎)

続きを表示

2018年2月28日のニュース